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 [[最萌支援]]/[[最萌トーナメント:http://www.kitanet.ne.jp/%7Ekazuo-i/saimoe.html]]二回戦Bブロック第1試合(藤宮 真由美 VS 夜羽子・アシュレイ)の支援として張った物です。
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 夜羽子・アシュレイ「思いはしっかり伝わったよ・・・天国でその人とお幸せにね・・・私はもう迷わない!美鈴ちゃんも真由美ちゃんもダークロアのみんなも大好きだから!!いつかダークロアも人間も分かり合えるって信じてるからそんなみんなとの未来を私は見たいから」
 
 ――――決意を決めた夜羽子にだんだん力がみなぎっていった
 
 夜羽子・アシュレイ「だから私は戦う!大切なみんなを守るためそしてなによりも自分の未来のために!!」
 
  
 
   心優しきヴァンピレス
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「あっ、美鈴ちゃんだぁ(はぁと)ねえねえ、遊ぼうよ(誘い込むような瞳)。」
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「学校♪学校♪あっ、あの子かわいい〜トモダチにしちゃおっ♪」
 
  
 
   明るく、爛漫で
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「もう、なにこれ!サイテーッ!!」
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「性懲りもなくまたきて・・・もう!!怒ったからね!!!」
 
 ――――夜羽子はもっていた鞭でゴーレムとホムンクルスを攻撃しまくった
 
 藤宮 真由美「す、す、すごい」
 
  
 
   時に激しく
 
  
 
 ィアーリス「ロード・夜羽子・アシュレイ!!貴様を喰らいて、ワタシは無限の力を手に入れる!!」
 
 夜羽子・アシュレイ「なら……」
 
 ――――鋭さを増した爪を舐めながら、ィアーリスを睨み返す。
 
 夜羽子・アシュレイ「アナタの血を啜って、火でも吹いてみようかしら……。」
 
  
 
   時に妖しく
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「私が戦いたいのって一体誰なんだろう」
 
 ――――夜羽子は今までのことを思い出していた、人間として育ってきてある日突然吸血
 鬼として目覚めアンデッドのため身体も成長しなくなった
 
 夜羽子・アシュレイ「もう、かなり昔のことなんだけどねなんで思い出すんだろう」
 
 ――――最初は戸惑ったものの自分の先祖を崇めていたくせにいつしか裏切っていった人間を倒すことを誓っていた
 
 夜羽子・アシュレイ「でも・・・・・」
 
  
 
   時に悩み
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「そして私の大切な人を今奪ったィアーリスあんたはぜったに許さない!!」
 
  
 
   時に怒り
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「あまり、大丈夫じゃないけど、ね……お互い」
 
 ――――夜羽子は人形を砕いた際の傷の他に、背中から夥しい量の出血をしていた。
 
  
 
   時に、その身を傷付けながら
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「うーん?勇気、友情、勝利ってところじゃない?(笑)」
 
 真央・バースト「えっ!夜、夜羽子ちゃん!?」
 
 夜羽子・アシュレイ「ははっ。アタシもみんなの所に行きたいんだけど、いいかな?」
 
 ティンカーベル「うん。いいよ。」
 
 夜羽子・アシュレイ「(話せるウチに……美鈴ちゃんに伝えなきゃ……)」
 
 ――――夜羽子は何を伝えようというのか。その背中に滲む血の量は半端なモノでは無い……
 
  
 
   誰よりも、想いのために
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「よくわからない。でも……優しい彼女がいる。戦う必要なんて、やっぱりない……!!」
 
 ――――言葉が詰まる。喉の奥から血が噴き出してきた。
 
 厳島 美鈴「夜羽子ちゃん!!もう、わかった」
 
 ――――涙を流して、まだ言葉を続けようとする夜羽子を抑えようとする美鈴の手をとり、頷く夜羽子。
 
 夜羽子・アシュレイ「やっぱり、美鈴ちゃんは、正しかったんだよ……。」
 
  
 
   彼女は
 
  
 
 ――――そして、夜羽子の手から力が抜ける。
 
 厳島 美鈴「よう、こちゃん……?」
 
  
 
   「生」きた……
 
  
 
 ――――気を失って以来の反応を示した夜羽子・アシュレイ。彼女はまどろむ意識の中、足りなくなった物を求めていた…………
 
 夜羽子・アシュレイ「(……血……)」
 
 ――――タリナイ。
 
 夜羽子・アシュレイ「(……血……)」
 
 ――――タリナイ。
 
 夜羽子・アシュレイ「(……流れた……血……)」
 
 ――――ホシイ。
 
 夜羽子・アシュレイ「(……無くした……血……)」
 
 ――――ホシイ。
 
 夜羽子・アシュレイ「(……美味しい……血……)」
 
 ――――モット。
 
 「うっ……」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……かわいい……声……)」
 
 「う……あぁ。」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……処女の……味……)」
 
 「はっ……ひゃ、んっ」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……霊的……力……)」
 
 「ん……ん……」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……阿羅耶識……巫女……)」
 
 「はぁ、ぁ……ん」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……熱くなってる……)」
 
 「そこは……」
 
 夜羽子・アシュレイ「(……声……巫女……!!)」
 
 厳島 美鈴「夜羽子、さん……」
 
 夜羽子・アシュレイ「あ……美鈴ちゃん!?」
 
 ――――はっ、と我に返った夜羽子。状態を見ると、装束をはだけた美鈴を組み伏せている自分がいた。美鈴の首筋には二つの噛み傷が……
 
  
 
   吸血鬼の血
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「あ、あ、私……私…………。うわあぁぁぁぁっ!!」
 
 ――――首を振り頭を抱え、後ろに下がりながら、夜羽子は悲鳴を上げた。自らに、絶望して。
 
 夜羽子・アシュレイ「うあああああっ!!うわああぁぁぁぁ、あ……?」
 
 ――――はだけた装束もそのまま、夜羽子を抱き寄せる美鈴。――――大丈夫、大丈夫だから――――そう言って、泣き叫ぶ夜羽子を宥める。
 
 夜羽子・アシュレイ「う、うえぇぇ……ひっ、ひん……」
 
 ――――鼻を鳴らしながらも、少しづつ落ち着いてゆく夜羽子。少し間をおいて、美鈴に謝る。
 
 夜羽子・アシュレイ「ごめん……ごめんね……」
 
 厳島 美鈴「ううん、いいの。あれだけ血を流していたんだもの。」
 
 夜羽子・アシュレイ「ちがう……ちがうの。そんなのじゃないの。ワタシ、私、何も覚えていないの……。自分の意志じゃない、衝動、欲望で、吸血鬼の本能だけで動いてたの!!」
 
 ――――再び、涙を流し始める
 
 夜羽子・アシュレイ「やっぱり、私はダメなんだ!どんなにみんなが大事って言ったって、鈴鹿の前じゃ何も出来ない!!血が無くなったら、誰だって襲う!!やっぱり、私は……私は、薄汚い、アンデ……!?」
 
  
 
   呪われた体
 
  
 
 ――――最後の言葉を口にする寸前、美鈴の唇が夜羽子の唇を塞ぐ。突然の事態に、夜羽
 子は目を白黒させ、硬直する。
 
 夜羽子・アシュレイ「……っ!!」
 
 厳島 美鈴「……はぁ。」
 
 ――――唇を離すと、再び夜羽子を抱きしめる美鈴。今度は美鈴の方が話し始めた。
 
  
 
   ぬくもりに
 
  
 
 厳島 美鈴「……そんな事言わないで、夜羽子ちゃん……貴女のおかげで、どれだけ助けられたか……私が落ち込んでいるとき、いつでも、元気づけてくれた。さっきも、弓削さんが実は敵だったって、すごく、すごく。」
 
 ――――美鈴の瞳からも、涙が零れる。
 
 厳島 美鈴「やっぱり、ダメなのかなって、思った。みんなが傷つけあわないなんて、無理なのかなって。でも、夜羽子ちゃんは、私が正しいって、言ってくれた!!」
 
 ――――きゅう、と夜羽子を抱く手に力がこもる。
 
 厳島 美鈴「いっぱい、いっぱい、夜羽子ちゃんは私にくれた。だから、今度は私が、夜羽子ちゃんを助ける番。だから……そんな事、言わないで……。」
 
 夜羽子・アシュレイ「美鈴ちゃん……」
 
 ――――夜羽子も手を伸ばし、互いに抱き合う格好になる。少しだけ、そのままでいて、やがてどちらとも無く離れる。
 
 夜羽子・アシュレイ「ごめん、美鈴ちゃん。」
 
 厳島 美鈴「ううん、お互いゴメンは無し。ありがとう、ね。夜羽子ちゃん。」
 
 夜羽子・アシュレイ「……うん。ありがとう、美鈴ちゃん!!」
 
  
 
   癒されて
 
  
 
 ――――「ところで。」ありがとうの後に続けて、夜羽子が美鈴に問いただす。
 
 夜羽子・アシュレイ「美鈴ちゃん……感じてた?」
 
 ボッ
 
 ――――美鈴の顔が真っ赤に染まる
 
 夜羽子・アシュレイ「……ちょっとだけ、嬉しいなー。なんて。」
 
 ――――ポリポリとあたまをかく夜羽子。少なくとも表面上はいつもの調子に戻ったようだ。
 
 厳島 美鈴「…………実は、なんだかぼーっとしてきて、それで、血が吸われてた筈なんだけど……なぜか力が流れ込んでくる感じがして、それ感じると、余計に熱くなって来ちゃって……何でなのかわからないけど、すごい、霊力が高まってる気がする……」
 
 夜羽子・アシュレイ「私の方が力が高かったからかなぁ?でも、別に私は変わってないけど……もしかして、美鈴ちゃん、Hな気分になったら強くなるとか!?」
 
 厳島 美鈴「もうっ!!そんなことないですっ!!……たぶん。」
 
  
 
   絆を
 
  
 
 ――――もう、戦いが終わるまで会えないから。そう言って、夜羽子の顔にキスをする。――――誰も、死なせたくない。絶対に――――その想いを胸に、美鈴は結界の中心へと向かった。
 
  
 
   確かめて
 
  
 
 夜羽子・アシュレイ「…………みんな、馬鹿だよ。美鈴ちゃん、あんなにがんばってるのに。」
 
  
 
   彼女は
 
  
 
 ――――そして、夜羽子も向かう。己の信念のため。
 
  
 
   戦いへと、赴く……
 
  
 
 「私は夜羽子・アシュレイ!かわいい子は私のトモダチになるって決まってるんだから!」
 
 RIGHT:Written by [[4MBs:水無月神魔]]
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 -[[4MBs:水無月神魔]] &new{2003-05-18 (日) 10:04:30};
 ~以前ウチのサイトに設置していたWebDoRaMaから切り貼りして支援とした物です。&br;この支援で増えた1票のおかげで勝った訳ですが……&br;アレ((この試合で萎えちゃったなぁ。))は結局どうだったのかねぇ。
 
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