*クロノス [#x668c37d]
プレイチケット購入停止。[[CronousWiki:Shimma/2005/05/15]]
*らぶデス [#a242e7b1]
最後数行付け足すだけで1時間かかっちゃった…… --&new{2005-05-15 (日) 17:27:03};
**駄SS(完全版) [#w8d4b8ae]
「はぁ……はぁ……」

荒い息を吐き出し、公園の遊具に体を預ける。目にした光景に脇目も振らず駆け出して、気付けばここに辿り着いていた。

信じられない。あんな――三年前にも目にした――光景。彼と、彼女が抱き

「っ…!」

嗚咽を押し殺す。きっとそれは何年もの間私を支えてきたもの。だがそれはあっけなく、本当にあっけなく

「うわああああああぁあああぁぁぁっ!!」

決壊した――

………………

…………

……

 

一頻り泣いて、すぐ横にあったブランコに腰掛ける。つい&ruby(さっき){先刻};の事を考えると、驚くほどに私は冷静さを取り戻していた。

それはきっと、こうなる事を知っていたからだろうか。ここ数日の彼はずっと――3年前のように――彼女を追っていたから。私はそれを見守っているしかなかった。今までと同じように、ただその場で。

「…結局、子供だった……って事。」

10年来の幼馴染。その言葉に甘えて、臆病で傷つくのが怖くてそこから踏み出す事のできなかった私。今までやってきた事と言えば、今から思えば実に幼稚で、短絡的な事だけ。

3年前、彼女が去って私は内心小躍りしていた。これで、彼は私の方を向いてくれると思ったから。彼女なんかと違って私は、彼の許を去ったりしない。私の方が彼女なんかよりずっと、彼を愛しているんだ。だから去ってしまった彼女の事なんてきっと忘れさせられる。そう、思っていた。

思えば本当に子供だった。私は、彼女が身体で彼を誘惑したものだと思っていた。彼も「年頃の男の子」に''違いない''と思いこんでしまっていたのだろう。良く知っているが故に。だがそれはつまり彼を、10年来のつきあいの彼の姿を正しく捉えられていなかったという事に他ならないのだ。

彼の彼女への想いは増して行くばかりで、会えない事が逆に想いを深めていたようだった。だけどその分だけ寂しさを帯びてゆく彼に私は必死で呼びかけた。'''私と'''笑って、'''私と'''はしゃいで、'''私と'''楽しく暮らせるようになってほしくて。

その甲斐もあってか彼は少しだけ明るくなった。そしてある日、久しぶりに見た彼の&ruby(かお){表情};。寂しさの満ちる中で無理矢理に作ったのだろうけど、その顔を見せてくれた、その事が重要だった。これが機だと思った私は――

「『代わりでも、いいよ』……だって。」

そう告げて、そして彼と関係した。

きっとその時すぐに気付いていれば、もっと違った&ruby(いま){現在};があったのかもしれない。けど――

「ムリ、だったよね。あの頃の、ううん。今の私だったとしても。」

彼に抱かれた事で、長年の願いが叶ったと思い込んで、自分一人幸せでいて。
(ホンマツテントウっていうのかな。目的が入れ替わってしまって……)
行為が済んだ後の彼の&ruby(め){表情};なんて、意識のどこにも入っては来なかった。

身体だけで、人を繋ぎ止められるなんてそう出来る事じゃない。心も、繋がっていないと。行為を重ね、彼の瞳がその事実を語っているのに気付いた時にはもう、機を逸していた。それから数回――何も言えぬまま、何も言わぬまま――関係を持ったが、そのうちに彼は私を求めなくなった。

唯一の救いは、そうしている内に彼が以前のような元気を取り戻していた事。以前と同じように暮らせるようになっていた事。何ら代わる所無く――何故なら、私たちの関係は終わるどころか、始まってすらいなかったのだから――

「悪いのは私…なんだよね。ホント&ruby(コドモだ){理解出来てなか};ったんだから。」

そうして彼女が帰ってきて。心で繋がっていたんだから、直にああなるのは、当たり前……

(あ、ダメ…また……っ)

目頭が熱くなって、視界がボケて。

(彼は、悪くないのに……)

きっと彼は、彼女に謝って…ここへやって来るだろう。そして私はきっと、感情を抑えるなんて出来ない。

(どうなるかわからないけど…一つだけ、言うべきだと思う……いいや、絶対に、言わなくちゃいけない。)

そう決めて、目を押さえて、涙を拭って。そうすると、色を失っていた&ruby(せかい){風景};が不意に、色を変えたように見えた。どうしていいのかまだはっきりとは解らないけど、きっと昨日までの私にサヨナラすることができるだろう。そんな気がしていた――

了

//きっと彼は、彼女に謝って…ここへやって来るだろう。そして私にも謝るのだ。そんな必要は無いのに。でも……
//
//(どうせ謝るんだったら責任を取って貰おう。私の言いたい事を言って、ちゃんと応えて貰おう。そして、頬を張って……それで終わりにしよう。ちょっと思いっきりになっちゃうかもしれないけど、良いよね?それくらいのワガママ…普段優しくないんだから。)
//
//そう決めて、目を押さえて、涙を拭って、顔を上げると、色を失っていた&ruby(せかい){風景};が不意に、色を変えたように見えた。
//ボツーん。
**二次創作((と言えるほどの事はしていないけど時間だけは盛大にかかっている((午後二時くらいからキャプチャ始めたと思うから……。途中休憩挟んでても5時間近くかかってる!?))))画像 [#va05cc41]
&ref(lovedeath_sr01.jpg);

(自分でやった事)後ろに映っているMAIDEN砲、稲妻っぽいエフェクト(を何枚か組み合わせて現在の形に変形)、画像の組み合わせ。以上。

とりあえずまだ途中。 -- &new{2005-05-15 (日) 21:32:05};
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メッセージ追加、エフェクト変更。 -- &new{2005-05-16 (月) 23:42:33};
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//17,18日修正版追加。今更だが追加した方はネタバレ気味である。 -- &new{2005-05-19 (木) 00:46:13};

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