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*セブドラ日記 [#g68bf81b] アイゼンは国内が結構キナ臭い感じですなぁ…… ちなみに、我がギルドのLvはアイゼン到着時点で28。月明かりの詩でMANA回復が出来る様になって、パロの実の消費も減ってきた感じ。 今回はキャラのセリフ適当です。ちゃんと記憶してなかったので。 **アイゼン(続き) [#jce7f424] 貧民街では、生活自体が困窮を極めている様だ。反体制組織が作られているなどと言う話も耳にした。ノーラはこのような有様を見て憤っていたが、僕らに出来る事は無い。これはあくまでアイゼンの問題だ。 「そろそろ王宮へ向かおう。メナス氏が使者を出してきている筈だから、謁見は出来るはずだ。なんなら、僕一人で行ってきてもいいけれど」 「いいえ……大丈夫よ」 アイゼン王の前では何も言わないように。そう念を押して、僕たちは王宮に向かった。 **ヒヨロン神水洞へ [#kc6712d8] 「もう！何なのよ一体、この国は！」 街を出た後、ノーラが先刻より更に憤慨した様子で鞭を振るっていた。なんていうか、ちょっとバグベアが可哀相にも思える……まあ、城で暴れなかっただけマシか。 「まあ、私たちは私たちのするべき事をしましょう。南の洞窟まであとどれ位かしら？」 「ああ、向こう、左手側に山があるけれど、そこから正面に伸びてる部分、その向こう側にあるそうだよ」 アイゼンはミロスやカザンに比べると国土が広い。洞窟までの距離も長く、そのうえフロワロを避けて通るから若干時間がかかる。まあ、竜の拠点からの距離が長いお陰で、街に被害が出ていないという事なんだろうけれど。 「既に軍が攻め込んでいると言っていたわね……また門前払い受けないかしら？」 「もう、その時は放っておきましょう！後で泣きついてきても知らないんだから！」 ビリッチの言葉に、返すノーラの口調は厳しい。そういう訳にもいかないだろうなと思いつつ、洞窟へ足を進める。 …… ヒヨロン神水洞は、その名が示すとおり少しヒンヤリとした空気の洞窟だった。遠くで滝の様な音も聞こえる。 足を踏み入れると、アイゼンの兵士らしき男が、予想通り制止してきた。 「ここには帝竜デッドブラックが潜んでいる。無闇に立ち入る事は……」 「待て。……カザン解放の英雄殿、ですな？帝竜討伐のためこちらに来られたと聞いております。」 予想と違っていたのは、奥からやってきた人物が兵士を止め、こちらに敬意を表してきたということだ。 リッケン侯爵と呼ばれたその人物は、デッドブラック討伐の為に洞窟へ攻め入ったが、兵の練度から、どうしてもこれ以上先へは進む事が出来ないと語った。 「リッケン殿！それではまるで我々が…」 「よい。……この通り、我がアイゼンでは下級兵士ですら体面を気にしている有様。私としては勝てない戦に彼らを向かわせる事は出来ないのだ。我等が王に代わり、お願いしたい。どうかこの奥に潜む帝竜デッドブラックを討伐してもらえないだろうか」 僕たちはその&ruby(ミッション){依頼};を快く引き受けた。元々そのつもりで来たわけだしね。それにしても、リッケン候はアイゼンの人の中ではおそらく最も開明な人物の様だ。アイゼンが持ちこたえているのも、リッケン候に因るところが大きいのではないだろうか そんなことを考えながらも、先へ進んでゆく。 ここのドラゴンは隊列を組んで行動していて、一度に数体と戦う事になってしまうのだが、竜自体はそれほど嫌らしい攻撃をしてくる事はない為、着実に駆逐して行く事が出来る。と、鱈竜の死体に、気になる点があった。 「シンマ？何を……」 剣や魔法で露わになった、骨の一部を剥ぎ取る。竜の身体は死んだ後も魔力を帯びたまま残る箇所があるというのは、以前蟲竜の羽を靴に指す事で得たフェザーブーツで経験済みだ。鑑定学を身につけた僕は、こういった物を見分けることが出来る。この骨も、今の&ruby(オークロッド){樫の杖};より強力な杖として使う事が出来そうだ。 戦力を強化した僕らは、洞窟を更に奥まで進んでいった。 **闇の帝竜デッドブラック [#t58aae37] 「ここが最深部のようね…油断は禁物よ」 ビリッチの警告に、心身を引き締める。強力な気配を前に一度退いた僕らはノーラの詩によって休息を取る。 「結局、光を届かせられるような物は無かったわね……」 リッケン候が言っていた、デッドブラックの弱点が光であるということ、1階の台座からうまく光を下へ送る事が出来れば、デッドブラックを弱らせることが出来るだろうと彼は言っていたが、どううやらそれをせずに戦う事になりそうだ。 「それでも、勝つしかない。僕らには、残された道は無いんだ。」 頷く３人。僕らは、竜を倒す。英雄の信じた、英雄となるために。 地底湖の岸へと進む、闇の底に沈む気配、デッドブラックの住処へと近づく……と、水面が膨れ、闇を纏った――いや、闇そのものの如きデッドブラックが飛び出してきた。水飛沫が舞い、同時に鋭い一撃がノーラを襲う。 「きゃっ！！……」「ノーラ！？」 その一撃で倒れるノーラ。……息はしている。どうやら、爪と思しき刃から繰り出される一撃には誘眠効果があるらしい。 「ほらほら、こっちよ！」 ビリッチがデッドブラックの注意を惹く。僕等の基本戦術に則った行動、攻撃をビリッチに集中させその隙に僕が魔法で攻撃を加える。ノーラの側で僕は魔力を集中させる。通常より時間をかけ、威力を高めた電撃を、デッドブラックへ放つ！ 氷を織り交ぜたデッドブラックの攻撃は、度々僕等全員を巻き込んだ一撃となるが、ノーラが回復役に回り、少しずつデッドブラックにダメージを蓄積させてゆく。 と、デッドブラックの気配が、周囲に一気に膨れ上がった！ 「何！？何も見えな…！？」 瞬間、遮断された視覚が元に戻る。ノーラ、ビリッチも無事だ。 「不気味な攻撃ね……」 ノーラの言葉に頷く。何事も起きなかったが、何か、嫌な感じのする攻撃だった。 … 「んもう、本当にタフね！……また！？」 もう10発は電撃を打ち込んだか、未だ倒れぬデッドブラックの氷の槍を受け止めたビリッチが毒づく。と、４度目の闇が僕等を包んだ。 「……！！ビリッチ！」 闇が晴れると、何とビリッチが倒れていた……驚き、焦り、それらが僕を包み込もうとする。が、それで足を止めるわけにはいかない！標的を変えたデッドブラックが氷の槍を僕に向かって放つ。幸い魔力に因る攻撃であるからか、僕にとっても致命傷にはならなかったが、やはり一撃が重い。盾役のビリッチには本当に敬服する。 「シンマは下がって！私が前に出るわ！」 ノーラが前に出て、攻撃を引きつける。その間に、再び電撃を放つ！と、デッドブラックの体？がよろめいた。 「……そろそろ、効いてきたようね！」 「ナメルナァッ！」 デッドブラックが吼える。が、ノーラの鞭にも怯む様になってきた事から、奴の限界も間近だということが分かる。後……二発。集中付きで二発といった所か！ 「グアアァッ！……オノレエェ！」 次の一撃が、右手らしき箇所に当たり、そこがだらん、と垂れ下がる。怒りに燃える目が僕等を睨み、辺り一帯を&ruby(ダイヤモンドダスト){氷の魔力};が覆う！ 「シンマ！…これで大丈夫……！？」 保たなくなってきた僕に&ruby(キュア��){応急処置};を施してくれるノーラ。その時、闇が二人を覆い、晴れ、ノーラが地に伏していた。唇を噛み、デッドブラックを見据える。集中した魔力を杖に籠め、電撃と化して、撃ち出す！ 「くたばれぇ！」 「ガ…ガァァァッ！！」 電撃の突き抜けた頭部を仰け反らせ、デッドブラックが動きを止める。杖を下ろし、膝をついた瞬間、前に倒れながらデッドブラックは氷の槍を僕に向けて撃ち出した！ 「ぐは……っ！」 「マダ……キサマラノカチデハナイ！」 先程までに比べ非常に緩慢な動きながらも、吹き飛んだ僕に向けて左の爪を振り上げる。 倒しきれなかった……！？読み違えを悔いる間も無く、僕は―― ドン！という音と共に、デッドブラックの爪が叩きつけられる。 集中も狙い付けも不要とばかりに放たれた電撃によって、デッドブラックの意志は完全に刈り取られた。振り上げた爪は見当違いの場所を抉り、微かに残った鼓動も、次第に途切れていった。 辺りのフロワロが枯れてゆく。今度こそ、恐るべき黒帝竜に止めを差したのだ。 ---- いやー、デッドブラック戦は即死攻撃がキツかった。%%メディ%%ヒーラー無しは即死攻撃が最大の敵だね。NPCから貰ったヒュプノ結晶使っちゃった((ビリッチが2回闇喰らって死にました))し、いい加減買える様になってほしいところ。 倒したときのPTは、 シンマLv30(神水根の杖,愛染式礼服,フェザーブーツ,サバイバルベルト):INT5,鑑定学5,薬学5,ショックM1,ショック1,マナM5,マナバレ1,Hマナ1,コンセント1 ビリッチLv30(将剣,スチールブレスト,ソードガントレ,サバイバルベルト),SPD5,INT3,ガードM5,シリアス3,Dシフト1,騎士道M5,ナイトB1,StQ1,キュア1,挑発1,Gリアクト1,ウォークセーフ2 ノーラLv30(刑鞭,チェインメイル,フェザーブーツ,旅人のお守り),INT8,女王の教え5,ノーブルM10,月明かり3,灼熱1,堅牢1,Pオーダー1,キュア��1 ６〜８ポイント余った状態で、30ターンかかりました。 これ、当初の予定通り4人目のヒーラーが居たら楽勝だっただろうな。死んだら復活させりゃいいから。Lv15とかでも倒せるんじゃね？ 次はプレロマですか。ついにエメル姉様とご対面？ Tkce9H <a href="http://iwaelfcqjqok.com/">iwaelfcqjqok</a>, [url=http://jwkgxslbchph.com/]jwkgxslbchph[/url], [link=http://zdbavunxsnxo.com/]zdbavunxsnxo[/link], http://iaohshlkjlju.com/
